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錆の原因~毛細管凝縮と汗などの塩分~

2021.2.26

 異物や錆/腐食が金属表面に付着していると、なぜ錆/腐食しやすいのか。「毛細管凝縮」という現象があり、物と物の間にあるわずかなすき間(毛細管部分)に湿気が入り込み、湿気(気体)が水(液体)へと変化する現象です。また、例えば汗が金属表面で乾燥した場合、その汗に含まれる塩分などが残ります。湿度の高い環境では、この塩分が湿気を取り込み液体に戻ることがあります。塩分を含む水が電気をよく通すことは既知の通りで、別ページの解説の通り、錆/腐食の反応の際の電気がより流れやすい状態になります。

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